中国から日本へ荷物を送る情報!

香港、マカオ、中国、台湾からの日本へお荷物を送る情報を発信します。

中国パニックは収束!

中国当局者は上海での20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、中国の政策や成長軌道に関する懸念の沈静化に成功したが、今後も困難な課題が待ち構えている。焦点は今週末開幕する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)へと移った。
中国株の急落と予想外の為替変動により世界市場が混乱に陥った数週間後に開かれたG20では、中国に対して不満の声は聞かれなかった。ルー米財務長官はG20閉幕後に、中国は政策を十分説明したと評価。ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事は中国が人民元切り下げの意図がないと表明したと語った。
こうした評価がどの程度続くかは、李克強首相ら指導者が国内経済に関する懸念にどう対応するかにかかる。成長鈍化が底を打った兆候はほとんど見られず、工業セクターの多くで見られる縮小の影響の緩和に消費が引き続き寄与しているものの、過去最大の資本流出を阻止できるほどの強い分野はない。
北京大学HSBCビジネススクールのクリストファー・ボールディング准教授は「楽観的で自信があるのと、正気でないのとは紙一重だ」と述べた上で、「これは両刃の剣だ。経済を刺激すれば債務は『公式』GDP伸び率の2-3倍で膨れ上がるし、刺激しなければGDPの伸びは壊滅的になろう」と指摘した。
全人代は3月5日に開幕する。李首相は開幕に当たり、今年の成長目標を含む政府活動報告を読み上げる。


ブルームバーグ 記事より


中国珠海からの物流時間が短縮!

香港 - 珠海 - マカオを繋ぐ橋の一部が開放された。一部というのは横琴インターチェンジと洪湾インターチェンジが繋がるところで、車両は広東自由貿易地域の横琴エリアから短時間で行き来できるようになる。



このセクションの建設を担当したシニアエンジニアのLi Jian氏は、「香港 - 珠海 - マカオ橋の接続ポイントは、珠海・マカオ港にある人工の島から始まり、拱北港と前山河大橋と将军山を経由し、洪湾で終了する13.4kmである。現在横琴インターチェンジから洪湾インターチェンジまでの3.3kmが開放されている。



建設が終了すると、香港から珠海までの主要時間が3.5時間から1時間へと短縮される。



OOCLロジスティクスジャパン株式会社 より


中国第3の試験的自由貿易地帯発表

中国の3つめとなる試験的自由貿易地域(FTZ)は5~8箇所に分散する可能性があり、残り2セッションを終えた後確定となるとEconomic Information Daily は伝えた。内部の話によると、最初の2つのFTZは地域の発展を考慮し、沿岸地域に位置する。その後は内陸部にできるかもしれないし、国境辺りにできるかもしれないとのことだ。最終決定は今年の前半までに、おそらく「2セッション」が終わる3月中旬ごろ出ると思われる。


既存の上海、広東、福建、天津のFTZと比較して、内陸ゾーンはシルクロード経済ベルトおよび21世紀海のシルクロードの構築という中国国家戦略との相乗効果により焦点を当てている。今まで21の地域が申し出ている。


専門家は湖北省、陝西省、河南省、四川省、重慶などが最終的に選ばれるのではと考えている。スキームが内陸部の特性を強調表示しており、また個々の利点をもたらすからである。例えば湖北省は、長江経済ベルトの重要なエリアに位置し、イノベーション主導型の開発を重視している。University of International Business and Economicsの呂金庸教授は天津のFTZの申請ドラフトの草稿者であるが、内陸部のFTZはインスピレーションを与えるものでなければならない。また、沿岸部と似たり寄ったりであってもならないと述べた。


 より