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香港の犯罪率が45年来最低に…東京より安全=2016年

香港特別行政区政府政務庁の張建宗(マシュー・チャン)長官は7月19日に香港シティ大学で開催された懲教署主催のイベントでスピーチを行った、昨年(2016年)の香港の
犯罪率(単位人口あたりの犯罪件数)が人口毎10万人あたり825件で、
45年来で最低となったことなどを明らかにした。




世界の低犯罪率都市ランクでは、香港が東京を抜いてトップ3に入ったとのこと。
また、香港における再犯率は2000年に39.9%だったが、2014年には25.9%まで
低下したという。


香港市民が稼ぐ給与の中位数は?

香港政府統計処は7月27日、「香港的女性及男性主要統計数字」を発表した。
これにより香港市民の月収の中位数は1万5,000香港ドルであることが分かった。
30年前の1986年の1万2,200香港ドルと比較して2,800香港ドル増加していることになる。


 2016年の男性の中位数は1万8,000香港ドル、女性は1万2,000香港ドルだった。
女性の社会進出が日本より進んでいる香港であるが、6,000香港ドルもの差がついてことについて、管理職に就いている人の割合は男性の方が多いこと、女性は事務職が
多いほか、肉体的に男性が有利なため就業時間が女性より長い。
最終学歴にも男性のほうが高いことが多く、それが最終的には収入差として現れるとしている。


 労働者数は、男性が192万2100人、女性が186万5000人の計378万7100人。
男性の収入幅トップ3で見ると、最も多いのが3万香港ドル以上で50万6800人、
続いて1万~1万4,999香港ドルが43万6200人、1万5000~1万9,999香港ドルの36万7200人と続いた。女性では1万~1万4,999香港ドルが41万3500人でトップとなり、4,000~4,999香港ドルが31万人、3万ドル以上が30万2600人だった。4,000ドル台が2位なのは、インドネシア、フィリピンを中心とした外国人のメイドが大勢いるためだ。


 香港在住7年未満の中国本土の人たちの収入も紹介しており、男性は1万1,880香港ドル、女性は9,950香港ドルと厳しい数字が並んだ。ただし、中国本土の3割の女性は1万香港ドルから1万4,999香港ドルを稼いでいるという結果も残っている。職業的にはサービスやセールスなどに従事している人が多いようだ。


 産業別でみると、男性で最も高い中位数はファイナンシングで3万3,800香港ドル、
続いて、公務員の3万香港ドル、教育の2万9,800香港ドルだった。
女性は公務員が2万8,000香港ドル、ファイナンシング2万5,000香港ドル、
保険と教育が2万香港ドルで同額の3位だった。


 職務内容的には、男性は経理・行政関連が4万香港ドル、同じく専門員が4万香港ドル、専門員のサポートをするような準専門員が2万香港ドルだった。女性では専門員が3万9300香港ドル、経理・行政関連が3万6300香港ドル、準専門員が2万香港ドルとなっている。


 学歴別の中位数では、昔の制度ではSecondary 7、新しい制度ではSecondary 6(いずれも18歳)の卒業では男性が1万5,700香港ドル、女性が1万1,000香港ドル、専門学校レベルであれば男性が1万,8000香港ドル、女性が1万5,000香港ドル、大卒以上では男性が3万2,000香港ドル、女性が2万4,000香港ドルだった。


 年齢別の中位数で最も収入が多かったのは、男性は40~49歳で2万1,300香港ドル、女性は30~39歳で1万3,500香港ドルとなっている。


香港経済新聞より


河北省に新しい高速鉄道の橋

河北省の鄭州と重慶市の萬州を結ぶ高速鉄道橋建設が始まっている。





橋の建設は湖北省の襄陽市から始まった。全長818キロメートルの高速鉄道が
2022年に完成予定とのことである。



記事提供:OOCLロジスティクスジャパン株式会社より