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インフラ投資に急ぐ? 中国鉄道株式会社(CRC)

先週の木曜日、ラスベガスとロサンゼルスを370kmかけて繋ぐ高速鉄道を建設すると

提案していた米国のXpressWestが突如として契約打ち切りを発表した。

中国鉄道株式会社はこの一方的な発表を「無責任」と非難した。

しかし問題に直面しているのはこの鉄道計画だけではない。


3月に、タイは高速鉄道プロジェクトに必要な資金の調達に全ての責任を取ると述べていたが、当初の予定より大幅に距離が縮められた。しかし中国の鉄道車両と中国の技術を

購入するという点において変更はない。


ラオスでは2015年の12月にプロジェクトが施行されたが、ほとんど何も進んでいない。ベネズエラでは、2009年に始まった鉄道プロジェクトが、国の経済危機や記録的な原油価格の暴落により、完全に中断されてしまった。



中国は十年足らずで世界最大規模の高速鉄道網を構築した。中国鉄道株式会社(CRC)の公式ウェブサイトによると、2015年末の時点で、中国の建設した高速鉄道の距離は19,000kmにのぼり、それとは別に現在建築中なのが10,000kmある。


しかし、黒字営業なのは北京と上海の間の路線のみであり、CRCは公式に4兆元(6100億ドル)の負債を抱えている。CRCは地域経済の発展を急いでいる。県級市である曲阜は北京 - 上海高速鉄道線上に位置するという理由もあり、シャングリラホテルを誘致したと報告書は述べている。


しかし、インフラ投資は地域の潜在的な力を見抜き、それより適度に速いくらいがちょうどよく、あまり急ぎすぎるのはよくないと、鉄道専門家であり、また上海同済大学の教授であるSun Zhang氏は、日曜のグローバルタイムズで語った。世界的に見て、中国の鉄道を輸入する国々の政治、法律、環境、労働などの分野を理解するのにはまだまだ宿題が残されているとSun氏は述べた。



記事提供:OOCLロジスティクスジャパン株式会社より


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