中国南西部の四川省の首都である成都市は、2017年に貨物列車を去年の2倍以上となる1,000台を運行する予定だと、成都国際鉄道サービス会社が月曜日に発表した。

成都は、昨年、ポーランド、オランダ、ドイツの都市に、中国のどの都市よりも多い460台の貨物列車を運行した。 成都は、2016年に全世界に合計15.6億米ドル、73,000トンの物資を納入した。ドイツ、ポーランド、オランダへの中部ルート、トルコへの南ルート、そしてロシアへの北ルートを通じ、ヨーロッパへの3つの主要鉄道サービスを計画している。

今年、成都とイスタンブールとモスクワを結ぶ新しいルートが正式に開始されたと、ファン・ジュン会長は新華社に語った。ファン氏は、イスタンブールとモスクワへの列車はそれぞれ約16日と10日かかり、各ルートは2017年に200と150便を運行する計画しでありと話した。近年、中国とヨーロッパの鉄道貨物サービスは、時間がかかり、かつ危険を伴う海上貨物や高価な航空貨物の代替輸送方法として、需要が爆発的に増加している。2016年6月までに、25の中国の都市とヨーロッパとの間で約2000便が運行され、総輸出額は170億ドルであった。

記事提供：OOCLロジスティクスジャパン株式会社より